繊維学会について

Home > 繊維学会について > 会長挨拶

先進的な繊維学会

(社)繊維学会 会長  木村良晴

 伝統ある繊維学会の会長を引き継ぎ、重い責任を負うことになりました。これからの2年間、繊維学会の持続的発展のため努力して参りますのでご協力をお願い致します。

繊維学会の目標と役割

 繊維学会は、その定款に謳われているように、「会員の研究発表、知識の交換ならびに会員相互間および内外関連学協会との連絡提携の場となり、繊維に関連ある学理とその応用と進歩普及をはかり、もって、学術・文化の発展に寄与する」ことを目的としています。したがって、繊維学会は新しい繊維科学・工学の発展の方向を社会に示しながら、繊維関連分野の学術研究と人材育成の拠点として持続的な活動を続けていきます。

繊維学会の活動

 繊維学会は効率的な組織を整備して、従来の懸案事項に取り組みながら、次のような活動を積極的に続けていきます。

  1. 繊維科学の新潮流を求めて
    繊維科学・工学に革新をもたらすには、斬新なアイデアとアプローチに加えて異分野との融合が求められます。IT、NT、BT、EETという先進4分野をどのように「繊維」に取り込むか、そして新しい繊維の潮流をどのように産み出すか提言を求めます。
  2. シンボリックプロジェクト
    繊維の中核技術に関する研究開発は「産学官」の協力体制を具体化させるとともに基盤科学技術としての繊維科学の重要性を社会に提示しながら若手研究者の育成にも効果的であります。是非とも直近に実現したいと念願しています。
  3. 支部・研究委員会の活性化(産学官連携の再構築)
    地方の学会、特定の研究会は、産学官の広域連携を促す絶好の場を提供することができます。繊維関連の公設試を介して中小企業との連携も進めることができます。
  4. 若手の学会活動奨励
    学会活動を通じた人脈は、研究グループの形成、優れた競争環境による自己啓発、新しいアイデアの獲得を可能とするだけでなく、競争的資金の獲得にも重要であります。ポスドクや博士課程の学生など若手研究者の学会への提言を期待します。

当面の課題と対応策

 繊維学会にとってこの2年間は試練の期間であると認識しています。この試練を乗り切るために、次のような当面の課題対策を進めます。

  1. 会員増強
  2. 新公益法人「一般社団法人」への移行
  3. アジアを中心とする国際化
  4. 提言の実行

 学会なくしては、研究者の活動、自己実現は不可能であります。その分野に少しでも関連するならば学会に参加し、学会での活動を通じて互いに協力、競争しあい、成果を認め合って科学・技術の進歩に貢献していかねばなりません。繊維学会はそんな場を提供していますし、先進的な技術分野を常に提示しながら文化の形成という社会貢献をしていきます。それが先進的な繊維学会への道となるからです。

繊維学会についてのページへ戻る  ページトップへ